2017年02月23日
醤油蔵日記帳
「仲吉計画」始動
創業当時の手造り醤油を再現するプロジェクトを始動します。
仲吉計画の「仲吉」は創業者の吉村仲吉からとりました。
機械化が進む前は手造りで醤油をつくっておりました。
麹をつくる際はつきっきりで世話をしなければならず大変だったと聞いております。
醸造技術の発展により効率よく安定した品質の醤油をつくることができるようになり
昔ながらの造り方でつくる醤油は今となっては少なくなっております。
手造り醤油を味わいたい気持ちが日に日に強くなり、とうとうこの時が来ました。
来月中に仕込む予定です。
画像は麹を育てる「もろぶた」と呼ばれる木箱です。
祖父の山で育った杉を地元の製材所で製材し、隣町の木工作家の盛永省治さんに
木箱をつくっていただきました。
醤油の完成は秋頃を予定しております。
完成までしばらくお時間ください。