よくあるご質問について
- 賞味期限の過ぎたしょうゆ(醤油)は使えますか?
- A. 賞味期限を過ぎても、腐敗の恐れがないので使用することができます。
賞味期限を過ぎたからといって急にしょうゆ(醤油)が悪くなるわけではありません。
中身を確認して透明な赤橙色が残っていたらご使用ください。漬物用の調味液、焼肉のたれや佃煮のような煮詰める料理、あるいは、みりんやだしとともに煮る煮物などにご使用ください。
- しょうゆ(醤油)はどのように保存したらいいですか?
- 開栓後は冷蔵庫に保存し、なるべく早く使い切ることが理想です。
しょうゆ(醤油)は開栓後、色そして香りや味も少しずつ変化します。開栓後はなるべく冷蔵庫に保存されてください。
ガスレンジなどの火の回りや、日の当たる場所に置くことは絶対に避けてください。また卓上容器には注ぎ足しをしないで、水洗い後必要な分量だけを入れて使用することで、品質を維持することができます。
- 食品添加物が使用されているしょうゆ(醤油)は、心配ないですか?
- A. しょうゆ(醤油)に使われる食品添加物は、国で安全性が認められたものだけですので、心配ありません。
ラベルの原材料名の欄に、使用量の多いものから順に原材料名のあとに表示しています。
現在、日本国内で使われている食品添加物は、すべて食品衛生法によって使用が認められたものだけです。JASマークのついたしょうゆ(醤油)ではJAS規格によって、使用目的別に添加物の種類が決められ、使用できる数も必要最小限にとどめられています。
- カビてしまったしょうゆ(醤油)は使えますか?
- A. ご使用いただけますが、香りや風味が落ちていますので、煮物や焼肉のタレ、佃煮などにご使用ください。
しょうゆ(醤油)の表面に生える白カビは、産膜酵母菌という好塩性の酵母菌の一種です。体内に入っても無害です。しかし、カビが生えているとしょうゆ(醤油)は急速に色が濃くなり、香りや風味が落ちます。カビが生えた場合は、布でこしてカビを取り除き、加熱殺菌します。煮物、焼肉のタレや佃煮にご使用ください。
- しょうゆ(醤油)には大豆や小麦が使われていますが、アレルギーを起こす心配はないですか?
- A. しょうゆはきわめてアレルギーを起こしにくい食品といえます。
大豆や小麦に含まれるアレルギー物質は、しょうゆ(醤油)が長い期間(6ヶ月)かかってできるうちに分解されます。しょうゆ(醤油)はきわめてアレルギーを起こしにくい食品といえます。
しかし、アレルゲンに対する感受性には個人差がありますので、必要に応じて専門の医師にご相談ください。
- みそ(味噌)に白カビのようなものができてしまいましたが、食べても大丈夫ですか?
- A. その部分を取り除いてご使用ください。
表面にできる白いカビのようなものはほとんどが産膜酵母菌です。みそ(味噌)造りにとって大切な酵母と同類のもので無害です。しかし産膜酵母は味噌の風味を損ないますので、もし発生したらその部分を取り除いてご使用ください。
開封後、表面をラップして冷蔵庫で保管すれば産膜酵母の発生は防げます。これは別にみそ(味噌)の表面や内部に白い結晶ができることがありますが、これはチロシンというアミノ酸が結晶したものです。
- 家庭でみそ(味噌)の上手な保存方法は?
- A. みそ(味噌)の保存・保管方法として最も優れているのは冷凍庫に保存することです。
一般的には、開封後のみそ(味噌)はなるべく空気に触れないようにして、冷暗所(できれば冷凍庫)で保管することがポイントです。
室温に保存しても変敗、腐敗することや食中毒菌などが増殖することはありませんが、温度が高くなる夏季などは温度の影響で褐色が進行しやすく、香りや味が損なわれます。