2019年10月21日
醤油蔵日記帳
季節外れのサクラの花
弊社近くにあるサクラの木にふと目をやると、花が咲いてる。
サクラの花は春に咲くのが当たり前と思っていたので驚く。
ネットで調べると
サクラの花芽は夏の間にできます。そして、冬の低温に備えるために葉から休眠ホルモンを出し、花芽を硬くして翌年の春まで咲かないようにしているのです。しかし、虫による食害や台風などでほとんどの葉を失ってしまうと、休眠ホルモンの供給がストップしてしまいます。すると、休眠できずに秋、気温が丁度良くなった頃に花が開いてしまうのです。休眠ホルモンはアブシジン酸といわれていますが、確定しているのかは知りません。秋に花開いた所には翌年の春に花はつきませんが、全部の花芽が狂い咲きするわけではないので、狂い咲きしたサクラでも翌春に花を楽しめるそうです。
サクラの葉が落ちたことが原因とは知りもしませんでした。
今回、咲かなかった花は来春咲くとのことで安心しました。
吉村康一郎